こんにちは、きゃり子です。
国家資格キャリアコンサルタントと人事経験をもとに、転職・キャリア・働き方について発信しています。
もしあなたが
- 仕事のストレスで休日も寝てばかり
- 転職したのにまたしんどい
- 人間関係がつらい
- 何が原因かわからないけど毎日疲れる
と感じているなら、この記事が役立つかもしれません。
仕事のストレスは気合いで解決するものではありません。
大切なのは、「何がストレスなのか」を知り、正しく対処することです。
この記事では
- 仕事ストレスが増えている背景
- よくある3つの原因
- 自分のストレス要因の見つけ方
- 限界を感じたときの対処法
をわかりやすく解説します。
仕事のストレスは、誰にでも起こりうる
厚生労働省の調査では、過去1年間にメンタル不調によって1か月以上休業、または退職した人がいた事業所は**12.8%**でした。
これは約8社に1社です。
さらに、従業員1,000人以上の企業では91.6%にのぼります。
仕事のストレスは、一部の人だけの問題ではありません。
会社の対策だけでは防ぎきれない
メンタルヘルス対策を行う企業は63.2%、ストレスチェック実施率は65.3%です。
それでも不調者は減っていません。
つまり、会社任せでは限界があります。
これからは、自分でストレスに気づき、整える力が必要です。
仕事ストレスの原因は主に3つ
1. 人間関係
- 上司との相性
- 同僚との温度差
- 相談しづらい空気
小さな負担でも、積み重なると心を消耗します。
2. 業務量・時間の負担
情報通信業では39.2%の事業所で長期離脱が発生しています。
通知、マルチタスク、終わらない対応。
現代の仕事は「脳を休ませにくい」のが特徴です。
3. 将来や評価への不安
- このままでいいのか
- 頑張っても評価されないのでは
こうした答えのない不安は、じわじわ心を削ります。
自分のストレス要因を見つける方法
「仕事がつらい」
そう感じているのに、何が原因なのかわからないことはありませんか?
なんとなくしんどい。
やる気が出ない。
休日も疲れが抜けない。
でも、「何がそんなにつらいの?」と聞かれるとうまく言葉にできない。
実は、ストレスとうまく向き合うために大切なのは、
起きた出来事そのものではなく、それを自分がどう受け止めたかを知ることです。
同じ出来事でも、受け止め方によってストレスの大きさは変わります。
心理学では、この「受け止め方」を整理する方法がいくつも研究されてきました。
その中でも、仕事のストレスを整理するのに役立つのが次の2つです。
- 自分の考え方のクセを見つける方法
- 今できる対処を整理する方法
これを知るだけで、「なんとなくつらい」が「何に困っているのか」に変わり、対処しやすくなります。
ABCDE理論で「考え方のクセ」を見つける
私たちは、出来事そのものに傷ついているとは限りません。
本当に心を苦しくしているのは、
その出来事をどう意味づけたか
であることが多いのです。
たとえば、上司からこんなことを言われたとします。
「この資料、少し視点がズレているね」
このとき、
「改善点が見つかった」
と思う人もいれば、
「私は仕事ができないんだ」
と思う人もいます。
起きた出来事は同じです。
でも、そのあと感じる気持ちは大きく変わります。
もし後者の受け止め方をしているなら、仕事そのものではなく、
「指摘される=自分には価値がない」
という考え方が、つらさを強めているかもしれません。
それを見つけるために、次の5つを書き出してみてください。
1.何があった?
例:会議で上司に「視点がズレている」と言われた
2.そのとき何を考えた?
例:「また否定された」「私は仕事ができない」
3.どんな気持ちになった?
例:落ち込み80%、不安70%、恥ずかしさ60%
4.その考えに証拠はある?
例:仕事ができないとは言われていない、内容への指摘だった
5.別の見方はある?
例:改善のヒントをもらえた、次に活かせる指摘だった
こうして整理すると、
「上司に指摘されたこと」
がつらかったのではなく、
「指摘された=自分はダメだ」と受け取っていたこと
に気づけます。
この気づきが、ストレスを軽くする第一歩です。
コーピングで「どう対処するか」を整理する
ストレスがつらいのは、
「どうしたらいいかわからない」と感じるときです。
そんなときは、次の3つを考えてみてください。
1.何が起きている?
例:残業が続いている
2.これは変えられる?
(YES / NOで考えます)
3.今できる退去は?
変えられるなら
→ 上司に相談する
→ 優先順位を整理する
変えられないなら
→ 少し距離を置く
→ 休む
→ 気分転換する
ストレスを感じると、人は「ただ苦しい」と感じやすくなります。
でも、
何が起きていて、何ができるのか
を整理するだけで、気持ちはかなり落ち着きます。
「どうしよう」と悩み続ける時間が、
「まずこれをやってみよう」に変わるからです。
ストレスをなくすことは難しくても、
自分のストレスを理解して、扱いやすくすることはできます。
そのための最初の一歩が、
「書き出して整理してみること」です。
仕事のストレスが限界なら、環境を変えていい
もし
- 朝が怖い
- 眠れない
- 食欲がない
- 何も楽しめない
なら、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
転職・休職していい
環境を変えるのは逃げではありません。
自分を守る選択です。
誰かに話す
話すだけでも、気持ちは整理されます。
相談先がないなら「こころの耳」
厚生労働省の相談窓口
「こころの耳」なら無料・匿名で相談できます。

まとめ
仕事のストレスは、誰にでも起こります。
でも、自分のストレスの仕組みを知れば対処できます。
我慢し続ける必要はありません。
つらいときは立ち止まっていい。
環境を変えてもいい。
助けを求めてもいい。
あなたの心を守れるのは、あなた自身です。


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